2010年9月1日　PCI-X to SD/SDIOブリッジを掲載しました

アイウェーブは、FPGAでPCI-X to SD/SDIOブリッジコアを開発しました。　
このブリッジを使用することで、ホストプロセッサは、PCI-Xインタフェースを介してSD/SDIOカードにアクセスすることが可能です。
Scatter Gather DMAコントローラをサポートしており、高速データ転送が可能です。
SDIOインタフェースコネクタをサポートするハードウェアプラットホーム及び関連するソフトウェアも開発しました。



主要な機能・性能

• FPGA RTL
  　・ 64-ビット, 66MHz PCI-X コントローラ (Xilinx社製のIPコア)
  　・ Scatter Gather DMAコントローラ
  　・ SD/SDIOホストコントローラ　
  　　　・ SD及びSDIOバージョン2.0に準拠
  　　　・ 1ビット/4ビットSDモード及びSPIモード
  　　　・ 設定可能動作周波数：200kHz,20MHz,25MHz,50MHz
  　　　・ SDIO 割り込み, サスペンド/レジューム, SDIO Read Waitオペレーション
• ハードウェアプラットホームは以下の2つのボードで構成
  ・ Xilinx Virtex-4 (XC4VLX25) ML455開発ボード
  ・ ML455ボード接続用のSDIOインタフェースコネクタがあるドーターボード
• サポートオペレーティングシステム　
  ・ 32ビット及び64ビットのRHEL(Red Hat Enterprise Linux)
  ・ 64ビット SuSE Linux
• データ転送　
  ・ PIOモード：ホストシステムからSDメモリカード
  ・ PIOモード：SDメモリカードからホストシステム
  ・ DMAモード：ホストシステムからSDメモリカード
  ・ DMAモード：SDメモリカードからホストシステム
  

• SOCへのインテグレーションが容易
• コンフィギュラブルで使用が容易
• 多くのFPGAファミリーにおけるインテグレーションが容易な簡単設計
  

• 高速メモリアプリケーション
• SDIO Wifi アプリケーション
• プロセッサにPCI-Xを介して、追加のSD/SDIOインタフェースのサポート