Windows Embedded用 Silverlightは、Microsoft Silverlight 3ベースのWindows Embedded Compactデバイス用(C++) UI開発フレームワークです。 Windows Embedded用の Silverlightは、Microsoft Expression Blend 3と相互運用が可能です。Expression Blend 3 XAMLプロジェクトをベースとしており、テンプレート アプリケーション コードの作成が可能です。 Windows Embedded用Silverlight のプログラミングモデルは、Microsoft Win32 ウインドーの Silverlight ビジュアルツリーをホストします。 UI イベントを扱うために、C++ API.の各種クラスで得られる方法でUIオブジェクトにC++ デレゲートを追加できます。 Windows Embedded用Silverlight を用いて、組み込み機器用にSilverlight アプリケーションを作成すること、アプリケーションにカスタムユーザコントロールを作成・追加すること、アプリケーションに Win32コントロールを追加すること、或いはOSのハードウエアアクセラレートによるグラフィクスのサポートが可能です。 Silverlight は、Windows Presentation Foundation (WPF) の様な保留モードのグラフィックスシステムが可能であり、また、マルチメディア、グラフィックス、アニメーション及び双方向性を統合して一つのランタイム環境にすることが出来ます。 Silverlightアプリケーションでは、ユーザ インターフェイスはExtensible Application Markup Language (XAML) で宣言され、NET Frameworkのサブセットを用いてプログラムされます。 XAMLは、ベクターグラフィックスやアニメーションの作成に用いることが出来ます。 また、 SilverlightはWindows Vista用のサイドバーガジェット を作成するのにも使用できます。 Silverlight は、Windows が提供するメディアプレーヤ無しでH.264ビデオ、 Windows Media Video (WMV)をサポートします。 Silverlight projectには、Silverlight.js及びCreateSilverlight.jsファイルがあり、それはHTMLページ、UI用のXAMLファイル及びアプリケーション コード用のcode-behind ファイルで使われるSilverlight プラグインを初期化します。 Silverlight アプリケーションは、ASP.NET アプリケーションと同様のやり方でデバグします。 Visual StudioのCLR Remote Cross Platform Debugging 機能は、異なるプラットフォームで動いている Silverlight アプリケーションのデバグにも使用できます。 Silverlight アプリケーション例： アイウェーブが i.MX53 WinCE 7用に開発したSilverlightアプリケーションの例です。： Freescaleのi.MX53 ARM cortex A8 core プロセッサをベースにしたアイウェーブのi.MX53は、 マルチメディアを念頭に置いた開発プラットフォームであり、アプリケーションの開発に使用できます。 アイウェーブは、i.MX53ボード上にWinCE 7 の移植に成功しました。 Silverlight は、 i.MX53ボード上にWinCE 7 の移植する際のアッドオンツールです。 i.MX53ボード用に開発されたアプリケーション： 1. このアプリケーションでは、i.MX53ボードの画像とiWaveのオフィシャルロゴ及び3つのSilverlightボタンがあります。 2. 開発には、Expression Blend 3を使用します。 3. i.MX53ボードにアプリケーションを展開した時、プラットフォームのLCD画面はこの下の写真のように見えます。 iWaveのオフィシャルロゴが真ん中に、二つのボタンが写真の各サイドに、そしてもう一つのボタンが右上の角にあります。 4. ロゴは、右のボタンを押すと隠れ、左のボタンを押すとまた現れます。 i.MX53開発プラットフォームのWEC7用Silverlightの詳細 (英語PDF) i.MX53開発プラットフォームのWEC7用Silverlightの詳細 (日本語PDF) アイウェーブの組み込みソフトウエアへリンク 詳しくは、営業にお問い合わせください。 プレスリリーストップへ
