アイウェーブがFreescale社の i.MX6 マルチコアプラットフォーム SABRE SDP/B用にカスタマイズしたWEC7 BSPのパワーマネジメントをご紹介します。 i.MX6Qは、4つのCPUコアを持っていますが、電源サスペンド(一時停止)状態では、3つのCPUコアの電源を切るだけでなく、主CPUをも低電力モードにします。レジューム(再開)すると4つのコア全てが再開します。 マルチコアプロセッサ用のパワーマネジメントは、タブレット、ビデオカメラ、携帯電話やその他のエンタテイメントソリューション等のモバイル機器の省電力化に貢献します。 WEC7のマルチコア パワーマネジメント サポート: WEC7は、OEM Adaptation Layer (OAL) を介して既存のカーネルにプロセッサアーキテクチャを統合し、プラットフォーム上のマルチコアをON/OFFする機能を備えています。 図1 パワーマネジメントのアーキテクチュア WEC7 のパワーマネジメントドライバは、MDD (Model Device Driver) 及びPDD (Platform Device Driver) 層に従い、汎用とプラットフォーム固有の機能を分離します。 OEM側は、ライブラリをコピーして組み込まれたパワーマネージャーをカスタマイズすることができます。 サスペンド及びレジューム時のパワーマネージャーのフローは以下のとおりです。 図2 サスペンド及びレジューム時のパワーマネージャーのフロー アイウェーブはLinux 及び Androidについても電力低減を可能にしています。 i.MX6 SABRE SDP WEC7プラットフォームのパワーマネジメントはこちら 詳しくは、営業へお問い合わせ下さい。
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