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プレスリリース

2015年7月24日 i.MX6 WECでデュアル ディスプレイを実現

 アイウェーブはi.MX6 WECでデュアル ディスプレイを実現しました。

Windows CEシステムには通常一画面を表示していますが、アイウェーブは、i.MX6開発キット(WEC)でLVDSとHDMIの2つのディスプレイを同時に動かすことに成功しました。
(この機能はアイウェーブの標準WEC7 BSP には含まれていません。)
    
2つの表示パネルは1つのプロセッサシステムで制御され、ユーザは2つの異なるアプリを走らせることができます。
デュアルヘッドシステムの電源を入れると、プライマリスクリーンにはWEC7 シェルアイコンが表示されセカンダリスクリーンは白いバックグランドのブランク画面となります。
     
デュアルヘッドシステムをサポートするディスプレイドライバは、最初にレジストリファイルからディスプレイの高さ、横幅、ビット/ピクセル等の表示パラメータを読み込みます。
その後ディスプレイドライバは、高さ、横幅、ビット/ピクセルに基づき登録された表示パネルにフレームバッファメモリを割り当てます。

ディスプレイドライバは、i.MX6のImage Processing Unit (IPU)が選定されたディスプレイインターフェイスにリンクするように設定します。

次に、ドライバはプライマリ及びセカンダリパネルのフレームバッファをGWES に登録ます。
この際IPU設定は、フレームバッファを所定のディスプレイコントローラ、ディスプレイプロセッサチャンネルを経由して該当するディスプレイインターフェイスに導きます。

プライマリパネルは、GWES に登録され、デフォールトのWEC7表示動作はプライマリパネル上で実行されますが、セカンダリスクリーンでのアプリの表示は、プライマリスクリーンとは異なります。

     

セカンダリスクリーン用のアプリは基本的には “DirectDraw”ベースです。 アプリはセカンダリスクリーンのフレームバッファに要求しDirectDraw APIを介してそれを利用します。
セカンダリスクリーンで動作するアプリは、プライマリスクリーン経由でアクセスされ、オペレータはプライマリスクリーンを使って完全にセカンダリパネルをコントロールできます。
このため、シングルウィンドーで操作ができ、プライマリスクリーン以外のソースからのセカンダリスクリーンの誤操作をブロックします。

    

ユーザーはWEC7のこの機能を用いて、様々なアプリを開発することができます。


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