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プレスリリース

2016年5月2日 iWave ARINC 818-2のFPGA開発キットによる評価


アイウェーブはARINC 818-2規格のARINC818 FPGA IP coreを提供しています。 
ARINC 818-2は業界標準の高速シリアルプロトコルであり、特にアビオニクス アプリケーションの高帯域、低遅延、非圧縮デジタルビデオ送信用に開発されました。
今回はアイウェーブが開発したARINC818-2 のFPGA開発キットによる評価に関するニュースです。

 iWave ARINC 818-2 IPの評価ブロック図:


下図のように、各種のハードウエア及びARINC 818 プロトコルアナライザーを使って様々な解像度、フレームレートでテストし.成功しました。

              ARINC 818-2 IPの評価ブロック図

ARINC 818-2トランスミッタは、光ケーブルを介して開発ボードにADVBフレームを送信します。
ARINC 818-2 IPは、受信したADVBフレームをデコードし、VDMAを用いて受信したビデオペイロードをフレームバッファに保存します。
VDMAは、フレームバッファからビデオペイロードを読み込みARINC 818-2 IPに送ります。
ARINC 818-2 IP はADVBフレームを形成し ARINC 818-2 アナライザーに送信します。
ARINC 818-2アナライザーは受信したADVBフレームのフレームヘッダー、CRCチェック、相違(disparity)エラーチェック、 container ヘッダー等を確認します。

 開発キットによる評価のためのiWave ARINC 818-2デモセットアップ:

現在利用可能な開発キット用の評価レファレンスは以下のとおりです:
 ・Xilinx Virtex-6 FPGA ML605評価キット
 ・Xilinx Kintex-7 FPGA KC705評価キット
 ・Xilinx Virtex-7 FPGA VC707評価キット
 ・Altera Stratix IV GX評価キット
 ・Altera Arria 10 SoC 開発キット

ARINC818-2 IP のストリーミングインターフェイス仕様は、FPGA専用のストリーミングIPとのインテグレートが容易であり、他のビデオアプリケーションに使用することが出来ます。

IPはお客様のICD((Interface Control document:リンク速度、ビデオ解像度、カラーフォーマット、補助データ/タイミングの細部 等のキーパラメータを定義)に応じて柔軟に変更できます。

アイウェーブはICDに基づきIPを修正して、開発キット用の評価レファレンス設計を短期間にSFP(Small Form-factor Pluggable)、ビデオ入出力ポート付きで提供します。

   
    Xilinx Kintex-7 FPGA KC705評価キット用のiWave ARINC 818-2デモセットアップ

   
    Altera Stratix IV GX 開発キット用のiWave ARINC818-2デモセットアップ


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